はじめに
栃木県庁を志望する皆さん、栃木県についてどれくらい知っていますか?
「日光東照宮」「いちご王国」「餃子の街・宇都宮」確かにその通りです。でも、それだけじゃないんです。栃木県は、実は知られざるポテンシャルを持つ県なんです。
私は栃木県庁で働いて7年になりますが、この県の「バランスの良さ」には何度も驚かされてきました。世界遺産を持つ観光県でありながら、製造業出荷額は北関東トップ。農業も盛んで、いちごの生産量は50年以上連続日本一。首都圏に位置しながら、豊かな自然環境も残っている。この多様性が、栃木県政の面白さであり、同時に難しさでもあります。
「地味」とか「影が薄い」とか言われることもあります。でも、それは逆に言えば「伸びしろ」なんです。この記事では、栃木県庁のリアルな姿を、現場の視点からお伝えします。
栃木県庁の基本情報と組織概要
栃木県は、北関東の中心に位置し、バランスの取れた産業構造と豊かな観光資源を持つ自治体です。
基本データ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 人口 | 約192万人(全国18位、横ばい傾向) |
| 県庁所在地 | 宇都宮市 |
| 面積 | 6,408km²(全国20位) |
| 職員数 | 約14,000人(知事部局約4,500人、教育庁約7,000人、警察本部約2,500人) |
| 予算規模 | 一般会計約8,500億円 |
| 地域 | 5地域(県央、県南、県北、県東、県西)、4県民プラザ |
地理的特徴
栃木県は北関東の中央に位置し、東京から約100kmという好立地にあります。県北部には日光国立公園、那須高原など豊かな自然環境があり、観光地として有名です。中央部には宇都宮市を中心とした都市圏が広がり、南部は工業団地が集積する産業集積地となっています。
県内は海なし県ですが、日光・那須という山岳観光地、鬼怒川・那珂川という清流、広大な平野部と、多様な地形を持ちます。気候は比較的温暖ですが、冬は北部を中心に積雪があり、特に那須や日光は豪雪地帯です。
県庁所在地の宇都宮市は人口約52万人で、北関東最大の都市です。LRT(次世代型路面電車システム)が2023年に開業し、公共交通の利便性が向上しました。また、小山市、足利市、栃木市、佐野市など、それぞれ特色ある都市が点在しています。
現役職員Aさん(入庁9年目・産業労働観光部)のコメント
「栃木県庁で働いていて感じるのは、『何でも揃っている県』だということです。世界遺産の日光東照宮、温泉、自然、そして製造業の集積、農業——何でもある。でも、何でもあるがゆえに、『栃木といえばコレ!』という強いイメージが作りにくいのも事実です。観光でいえば日光は有名ですが、県全体としての認知度はまだまだ。この『バランスの良さ』をどう活かすかが、私たち県職員の腕の見せどころだと思っています」
栃木県庁の業務の特徴
栃木県庁の業務は、製造業・農業・観光という3本柱を軸に、バランスの取れた政策展開が特徴です。
主要政策分野
ものづくり産業の振興 製造業出荷額は北関東トップで、自動車、航空機、医療機器、食品など多様な産業が集積しています。企業誘致、中小企業支援、産学官連携、DXの推進などに力を入れています。
農林業の振興 いちご生産量50年以上連続日本一を誇り、「とちおとめ」「スカイベリー」などブランド化に成功しています。また、にら、かんぴょう、二条大麦なども全国トップクラス。スマート農業の推進、担い手育成、輸出促進などを展開しています。
観光振興・交流人口拡大 日光東照宮(世界遺産)、鬼怒川温泉、那須高原、足利フラワーパークなど、多様な観光資源を活かした誘客促進に取り組んでいます。インバウンド回復への対応、滞在型観光の推進、DMO支援などを進めています。
移住・定住促進 東京に近く、自然が豊かで、生活コストが安いという強みを活かし、移住促進を展開しています。「とちぎ暮らし」の魅力発信、移住支援金制度、二拠点居住の推進などに取り組んでいます。
子育て支援・教育の充実 待機児童解消、子育て環境の整備、教育の質向上などが重点施策です。特に、「とちぎ版ネウボラ」など、切れ目ない子育て支援に力を入れています。
医療・福祉の充実 医師確保、病院の機能分化、高齢者福祉の充実などに取り組んでいます。特に、県北地域の医療体制確保は重要課題です。
インフラ整備・交通網の充実 宇都宮LRTの開業を契機とした公共交通の利便性向上、高速道路網の整備、新幹線駅の利便性向上などを進めています。
脱炭素社会の実現 2050年カーボンニュートラルの実現に向け、再生可能エネルギーの導入促進、省エネルギーの推進、森林吸収源対策などを展開しています。
防災・減災対策 令和元年東日本台風(台風19号)の経験を踏まえ、河川整備、避難体制の強化、防災意識の向上などに取り組んでいます。
現役職員Bさん(入庁8年目・農政部)のコメント
「栃木県といえば『いちご王国』です。私は農業振興を担当していますが、いちご生産量50年以上連続日本一という記録は、本当に誇らしいです。でも、この記録を守り続けることは簡単ではありません。生産者の高齢化、後継者不足、気候変動——課題は山積みです。だからこそ、スマート農業の導入や、新品種の開発、若手農家の育成に力を入れています。『スカイベリー』に続く新たなブランドいちごの開発も進行中で、栃木のいちごの未来を作ることが私たちの使命だと感じています」
栃木県庁の代表的な政策・取り組み事例
面接対策として押さえておきたい、栃木県の主要政策を紹介します。
1. 「新とちぎ元気プラン」の推進
2024年度からスタートした5年間の県政運営指針です。「人が育つ とちぎ」「選ばれる とちぎ」「安心を守る とちぎ」を3本柱に、人材育成、産業振興、安全・安心な暮らしの実現などを総合的に展開しています。
2. 「とちぎ未来創造ビジョン」による産業振興
自動車産業、航空宇宙産業、医療機器産業、食品産業など、栃木の強みを活かした産業振興を推進しています。特に、次世代自動車(EV等)への対応、カーボンニュートラル対応など、時代の変化に対応した取り組みを進めています。
3. 「いちご王国」ブランドの強化
50年以上連続日本一という強みをさらに伸ばすため、新品種の開発、輸出促進、観光との連携(いちご狩り)、加工品開発などを展開しています。「スカイベリー」のさらなるブランド化や、新品種「とちあいか」の普及にも力を入れています。
4. 宇都宮LRTを核としたまちづくり
2023年8月に開業した宇都宮LRTを活用し、公共交通指向型のまちづくり(TOD)を推進しています。駅周辺の開発、バスとの接続、自転車利用との連携など、持続可能な都市交通の実現を目指しています。
5. 日光・那須観光のブランド力向上
世界遺産・日光を核とした広域観光、那須高原のリゾート観光など、栃木の代表的観光地のブランド力向上に取り組んでいます。インバウンド誘致、長期滞在型観光の推進、体験型コンテンツの開発などを進めています。
6. 「とちぎ暮らし」移住促進プロジェクト
東京圏からの移住促進を目指し、オンライン移住相談、移住体験ツアー、移住支援金制度(最大100万円)、空き家バンクの充実などを展開しています。特に、テレワークを活用した二拠点居住の推進に力を入れています。
7. 「とちぎ版ネウボラ」による切れ目ない子育て支援
妊娠期から子育て期まで、切れ目ない支援を提供する「とちぎ版ネウボラ」を推進しています。相談体制の充実、産後ケアの提供、育児不安の解消など、子育て世代を総合的に支援しています。
8. カーボンニュートラルの実現に向けた取り組み
2050年カーボンニュートラルの実現に向け、再生可能エネルギーの導入促進、省エネルギーの推進、森林吸収源対策などを展開しています。特に、企業のGX(グリーントランスフォーメーション)支援に力を入れています。
これらの政策は、面接で「栃木県のどの取り組みに関心があるか」と聞かれた際に使えます。重要なのは、政策の中身を理解し、「なぜその政策が必要なのか」「自分ならどう貢献できるか」まで考えることです。
勤務環境・職員文化
異動サイクル
栃木県庁では、おおむね3〜4年で異動があります。若手職員は、入庁後数年で出先機関や地域機関に配属されることが多く、その後、本庁と地域を行き来しながらキャリアを形成していきます。
栃木県は南北に長い県土を持ちますが、宇都宮市を中心に車で1時間程度の範囲に主要な拠点があるため、転居を伴う異動は比較的少ないです。ただし、県北地域や県西地域への異動では、通勤時間が長くなることもあります。
働き方改革の状況
栃木県庁でも働き方改革は進んでいます。テレワークは部署によって活用度合いが異なりますが、企画調整系の部署では週1〜2回程度の在宅勤務が可能です。ただし、窓口業務や現場対応が多い部署では難しい面もあります。
時間外勤務については、予算編成期や議会期間中は増える傾向にありますが、ノー残業デーの設定や、早帰り推奨日の設定など、長時間労働の是正に向けた取り組みが行われています。全体としては、ワーク・ライフ・バランスを重視する方向性が打ち出されています。
職員文化
栃木県庁の職員文化は、「堅実で真面目」という印象です。派手さはありませんが、地道にコツコツと仕事を進める職員が多いです。県民性として「穏やか」「控えめ」と言われることが多く、職場の雰囲気も比較的温和です。
一方で、「地味」「目立たない」というイメージに対して、「もっと栃木をアピールしたい」という思いを持つ職員も多いです。観光PR、移住促進、ブランド化など、対外的な発信を強化する取り組みに対しては、積極的な姿勢が見られます。
職員同士の関係は良好で、風通しは比較的良いです。ただし、大規模組織ゆえの縦割り意識や前例踏襲の傾向も残っています。若手職員の意見を聴く場も設けられており、政策提案制度なども整備されています。
職員の声(体験談)
職員Cさん(入庁11年目・観光交流課)
私が栃木県庁を志望したのは、大学時代に日光東照宮を訪れて感動したことがきっかけでした。世界遺産の荘厳さ、歴史の重み、そして周辺の自然の美しさ——「こんな素晴らしい観光地があるのに、なぜもっと知られていないんだろう」と思いました。県外出身の私は、観光振興で栃木を盛り上げたいと思い、県庁を志望しました。
入庁後は観光部門に配属され、現在はインバウンド誘致を担当しています。日光は外国人観光客にも人気がありますが、宿泊せずに日帰りで帰ってしまうケースが多いのが課題です。滞在時間を延ばし、県内各地を周遊してもらうための仕掛けづくりが私たちの仕事です。
特に力を入れているのが、日光以外の観光地のPRです。那須高原、足利フラワーパーク、益子焼、餃子の街・宇都宮——栃木には魅力的な観光資源がたくさんあります。これらをつなげて、「栃木周遊ルート」を作ることで、滞在型観光を実現したいと考えています。受験生の皆さんには、栃木の魅力を自分で体験して、「この魅力を全国・世界に発信したい」という熱意を持ってほしいです。
職員Dさん(入庁7年目・経済流通課)
私は宇都宮市出身で、地元への愛着から栃木県庁を志望しました。大学で経済学を専攻し、地域経済の活性化について研究する中で、「地元・栃木の経済を支える仕事がしたい」と思うようになりました。
入庁後は産業振興部門に配属され、現在は中小企業支援を担当しています。栃木県は製造業出荷額が北関東トップですが、その多くは中小企業が支えています。私の仕事は、こうした中小企業の経営を支援し、成長を後押しすることです。
印象に残っているのは、ある中小企業の新製品開発を支援したプロジェクトです。補助金の活用、販路開拓、PRのサポートなど、様々な支援を行いました。その製品が全国で評価され、売上が大幅に伸びたと聞いたときは、本当に嬉しかったです。「県庁の支援があったから成功できた」と言われたときは、この仕事のやりがいを実感しました。
栃木県庁の魅力は、製造業、農業、観光という多様な産業を支える仕事ができることです。自分の関心に合わせて、様々な分野に挑戦できる環境があります。受験生の皆さんには、栃木県の産業の強みを理解した上で、「自分がどう貢献できるか」を具体的に考えてほしいです。
給料・年収・福利厚生
初任給(大卒行政職)
| 区分 | 月額 |
|---|---|
| 大学卒 | 約193,700円 |
| 短大卒 | 約172,200円 |
| 高校卒 | 約160,800円 |
※上記は基本給であり、これに地域手当、扶養手当、住居手当、通勤手当などが加算されます。
平均年収(世代別目安)
| 年齢 | 年収目安 |
|---|---|
| 20代後半 | 約410万〜460万円 |
| 30代 | 約510万〜610万円 |
| 40代 | 約660万〜760万円 |
| 50代 | 約760万〜860万円 |
※上記はあくまで目安であり、職位や手当によって変動します。
主な手当・福利厚生
- 地域手当: 宇都宮市内勤務の場合、給料月額の6%(首都圏として比較的高め)
- 扶養手当: 配偶者6,500円/月、子1人につき10,000円/月など
- 住居手当: 賃貸住宅居住者は最大28,000円/月(条件あり)
- 通勤手当: 公共交通機関利用の場合、最大55,000円/月
- 期末・勤勉手当: 年間約4.4ヶ月分(年度により変動)
休暇制度
- 年次有給休暇: 年20日(繰越可)
- 夏季休暇: 3日
- 結婚休暇、出産休暇、忌引休暇など特別休暇も充実
- 育児休業制度、介護休業制度あり
給与水準は全国的に見ると標準からやや高めです。首都圏に位置するため地域手当が6%と高く設定されており、生活コストとのバランスを考えると、生活しやすい水準と言えます。
採用試験の内容
栃木県庁の採用試験は、職種によって異なりますが、一般行政職の場合は以下のような流れです。
試験区分
- 行政(大卒程度)
- 行政(高卒程度)
- 社会人経験者枠
- その他、技術職(農業、林業、土木、建築など多数)
試験内容(行政・大卒程度)
第1次試験
- 教養試験: 知能分野・知識分野(標準的な公務員試験レベル)
- 専門試験: 政治学、行政学、憲法、民法、経済学、財政学など(選択式)
- 論文試験: 政策課題に関する論述(60〜90分程度)
第2次試験
- 個別面接: 複数回実施されることが多い
- 集団討論: グループディスカッション形式
- 適性検査: 性格検査など
倍率の目安
栃木県庁の採用倍率は、近年は4〜7倍程度で推移しています。首都圏の自治体として人気があり、やや競争率は高めです。特に行政職は倍率が高い傾向にあります。ただし、技術職は職種によって倍率が低く、採用されやすい傾向があります。しっかりとした準備が必要です。
面接・論文で問われやすいテーマ
- 産業振興(製造業、農業、観光業)
- いちご王国のブランド力強化
- 観光振興、インバウンド誘致
- 移住促進、UIJターン支援
- 子育て支援、教育の充実
- 医療・福祉の充実
- LRTを核としたまちづくり
- カーボンニュートラルの実現
- 防災・減災対策
- 人口減少対策
論文試験では、これらのテーマについて「現状分析→課題抽出→解決策提示」という流れで論じる力が求められます。面接では、「なぜ栃木県庁なのか」「栃木県の強みをどう見るか」「栃木県でどう貢献したいか」が深掘りされます。
志望動機を作るコツ(栃木県庁編)
栃木県庁の志望動機を作る際は、以下のポイントを意識しましょう。
1. 栃木県の強みを具体的に言及する
製造業出荷額北関東トップ、いちご生産量日本一、世界遺産・日光、首都圏という立地——栃木の強みを理解した上で、「どう活かしたいか」を明確にしましょう。
2. 重点政策を盛り込む
「新とちぎ元気プラン」や「いちご王国ブランド強化」など、県が力を入れている政策に言及することで、自治体研究をしっかり行っていることを示せます。
3. 自分の経験と結びつける
学生時代の活動、ボランティア、アルバイト、留学経験などと、栃木県庁でやりたい仕事を結びつけましょう。「私の〇〇という経験を活かして、△△に貢献したい」という形で具体性を持たせます。
4. 栃木県への思いを伝える
県民であれば「地元への愛着」、県外出身なら「栃木を訪れて感じた魅力」など、個人的なつながりを示すと説得力が増します。
志望動機例文
私が栃木県庁を志望する理由は、製造業・農業・観光という栃木の強みを活かし、バランスの取れた持続可能な発展を実現したいからです。
私は宇都宮市で生まれ育ちましたが、大学進学で県外に出て、改めて栃木の良さに気づきました。東京に近く、自然が豊かで、生活コストが安い。何より、「いちご王国」という確固たるブランドを持ち、製造業も盛んで、世界遺産もある。こんなにバランスの取れた県は珍しいと実感しました。「この強みを最大限に活かしたい」という思いが、私を県庁職員という道に導きました。
大学では地域政策を専攻し、地方創生について研究しました。特に関心があるのは、農業と観光を組み合わせた「観光農園」の展開です。栃木はいちご生産量日本一ですが、このブランド力を観光に活かせば、大きな可能性があると考えています。いちご狩り体験、いちごスイーツ、いちご加工品——いちごを軸とした観光コンテンツを開発し、国内外から観光客を呼び込みたいと考えています。
また、2023年に開業した宇都宮LRTにも強い関心があります。公共交通を核としたまちづくりは、持続可能な都市の実現に不可欠です。LRTを活用した中心市街地の活性化、環境負荷の低減、高齢者の移動支援など、公共交通政策に貢献したいと考えています。
栃木県は、課題もありますが、大きな可能性を秘めた県です。首都圏という立地を活かしながら、独自の魅力を発信し、「選ばれる栃木」を実現したいと考えています。私は栃木県庁職員として、県の強みを最大限に活かし、県民が誇りを持てる栃木を創りたいと強く願っています。
この例文はあくまで参考です。大切なのは自分の言葉で、自分の経験を交えて語ること。栃木への思いを、誠実に伝えてください。
まとめ
栃木県庁は、製造業・農業・観光というバランスの取れた産業構造と、首都圏という立地を活かした政策展開が求められる、やりがいのある職場です。
栃木県庁の特徴をまとめると:
- 製造業出荷額北関東トップ、いちご生産量日本一という強み
- 世界遺産・日光など豊富な観光資源
- 首都圏という好立地
- 宇都宮LRTなど先進的な取り組み
- 本庁と地域機関を行き来する異動サイクル
公務員試験の勉強と同時に、自治体研究も怠らないことが合格への近道です。栃木県庁のホームページ、各種報道、統計データなどを活用し、最新の政策動向を把握しておきましょう。可能であれば、日光、那須、益子など、県内各地を訪れて地域の魅力を肌で感じてください。
志望動機を作る際は、「栃木県の強み」と「自分がやりたいこと」をしっかり結びつけることが重要です。表面的な理解ではなく、本気で栃木県のために働きたいという思いを、具体的に伝えてください。

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